仕事で帳票レイアウトのEXCELを開くのにやたら時間がかかるなーと気になって調べてみたら「改ページプレビュー」が原因でした。
シートを改ページプレビューにすると遅くなるのか?
先に結論を言いますが改ページプレビューにするとEXCELを開く速度は確実に遅くなります。
ただし数シートを改ページプレビューに設定した程度ではほとんど速度は変わりません。
以下のパターンでそれぞれ30シート用意して速度を検証してみました。
Excelは2016です。
- 改ページプレビューなし
- 改ページプレビューあり(印刷範囲:自動拡張)
- 改ページプレビューあり(印刷範囲:指定)
シートは以下のような適当な値を入れています。

このパターンで検証した結果、EXCELファイルをダブルクリックしてシートが編集できる状態になるまでに以下の時間がかかりました。
※時間は感覚で測ってます。
パターン | 時間 |
---|---|
改ページプレビューなし | 1~2秒 |
改ページプレビューあり(印刷範囲:自動拡張) | 5~6秒 |
改ページプレビューあり(印刷範囲:指定) | 3~4秒 |
確かに考えてみれば印刷範囲を計算するので何十シートも設定していればそりゃ時間がかかりますよね。
開くのに時間がかかっていた帳票レイアウトも表示を標準にすることで快適に開けるようになりました。
とりあえず、改ページプレビューにする必要がなければ表示は標準にしておきましょう。
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